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EBN(2023)

県中部の県央地域に位置する中核都市の駅前にたつ、複合施設ビルの計画です。

敷地は複数の路線が乗り入れる駅に隣接し、大型商業施設やタワーマンションの建設が相次ぐ発展著しい街の一角です。線路で分断されていた街は自由通路でつながり再開発が進む一方で、駅を少し離れるとのどかな田園風景が広がる、都市と自然が共存する街です。

駅は賑わっていながらも乗り換えで過ぎゆく人が多いことから、私たちは気軽に立ち寄れてちょっと一息つける公園のような場所を駅前につくることで、駅利用者と街との関わりをもっと増やせないかと考えました。

自由通路からスムーズに入ると地上へのアクセスを兼ねた階段状のパブリックホールがあります。ここでは誰かと待ち合わせをしたり、読書やランチで自由に使えるほか、音楽などの地域交流イベントが行われる街に開かれた場所です。上階はショップやオフィス、学校のサテライトキャンパスといった多世代が利用するプログラムで構成され、最上階は街が見晴らせる多目的ギャラリーを併設しています。各階へは緩やかなスロープで移動することができ、曲線で縁取られた屋外テラスや軒下スペースは訪問者が自由に過ごせる余白の時間と居場所を提供します。

有機的な柔らかい形の建物は駅を行き来する人々の流れを自然に引き込み、街へと広がりをもたらす結節点になります。

敷地:神奈川県/​用途:複合施設ビル/​敷地面積:2220m2/建築面積:1900m2/延床面積:7700m2/構造・規模:鉄骨造 地上9階​

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